品質管理

私たちは、最高品質の製品をお届けするために、先進的な品質管理体制を導入しています。工場内では、DIAMOND EYE-S(インライン品質制御装置)を活用し、リアルタイムでの品質チェックを行っています。また、温湿度管理の徹底によって、製品の安定した品質を保証しています。制作においても、校閲・校正の専任者が記載内容の整合や表記の誤りをチェックし、情報の品質を高めています。

DIAMOND EYE-S(インライン品質制御装置)

DIAMOND EYE-S(インライン品質制御装置)

DIAMOND EYE-Sは、濃度制御と品質検査を同時に行うインライン品質制御装置です。紙面に近接したラインセンサーにより、1枚1枚のカラーパッチまたは絵柄全体を読み取り、印刷開始から終了まで目標濃度に最速で近づけるようインキキーを自動制御します。また、実際の紙面濃度と基準濃度を画素単位で比較するため、濃度制御と同時に紙面欠陥を検出し、不良紙を自動的に取り除きます。

工場内温湿度管理の徹底

工場内温湿度管理の徹底

印刷現場にとって大切なのは工場内の温湿度の空調条件を整えることです。これは用紙の伸縮はもちろんのこと、インキの乾燥速度、ローラーの温度上昇にも影響します。徹底した品質管理のため各印刷機に温湿度計を設置し、年間を通して工場内の湿度維持(温度 23±2°C、湿度 55~65%)に努めています。

カラーマネージメント

カラーマネージメント

スキャナ・色校正機・印刷機など異なるデバイス間での色を統一的に管理でき、常に安定した品質の印刷物を提供できる環境を整えています。

印刷物検査システム(デジタル検版機)

印刷物検査システム(デジタル検版機)

検版とは修正前の元原稿と新しい原稿を重ね合わせ、修正箇所が正しく反映されているかを確認する工程です。 変化した部分を視覚的に示すことにより効率的な検版が可能になります。検版機の導入で作業者によるばらつきを抑え、規格化・標準化を実現しています。

校閲(専任者)

校閲(専任者)

校閲は記載内容の整合を図るために、文章の内容に踏み込み、 情報の適否を精査する作業です。事実関係の確認、差別表現や、読者を不快にするような不適切な表現が使われていないか、使われている用語や表現に法的な問題がないかどうか、などのチェックをしたり、読者にわかりやすく伝えるために文章全体の精査をしたりします。

校正(専任者)

校正(専任者)

校正は文字や文章を比べあわせて、表記の誤りを正す作業です。印刷物が原稿の通りになっているかどうかをチェックし、 文字の大きさや書体、写真・イラスト・図表の位置、色の具合などが指定した通りになっているか、細部まで確認します。修正指示をするべきところがなくなる「校了」になるまで、校正の作業を繰り返します。