ダイヤモンドメルマガ連載
「動画編集を社内で!プロが教える無料の動画編集」②

投稿日:2025.02.13
カテゴリ:コラム

お世話になっております、ダイヤモンド秀巧社映像担当の庄司です。

前回の配信では、DaVinci Resolve の紹介とインストール方法について説明しましたが、今回は初期設定から実際に編集画面を準備するところまでチャレンジしていきましょう!

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プロジェクトを作成しよう!


DaVinci Resolveを起動すると、このような画面が表示されると思います。
こちらは「プロジェクトマネージャー」という画面で、DaVinci Resolveで作成される全てのプロジェクトの管理、具体的には「新規でプロジェクトを作成する」「既にあるプロジェクトを開く」「プロジェクトをコピーする」などの操作を行えます。

※プロジェクトとは
プロジェクトというのは、このソフトウェア上で映像作品を作るための設計図のようなものです。
例えば、動画の素材をどこに配置するか、どんな色合いにするか、どんな音楽や効果音を入れるかといった情報をプロジェクトに保存します。このプロジェクトファイルがあれば、いつでも続きから編集作業を再開できますし、他の人と共有して共同作業もできます。

画面左側の枠が「Project Libraries」であり、こちらにデータベースが表示され、データベース内には複数のプロジェクトを作成する事が可能です。
例えば、クライアントA(データベース)内に、「案件A」「案件B」「案件C」プロジェクトがある、といった具合です。

データベースを作成するには、データベース画面下部にある「Add Project Library」をクリックし、名前と保存先を指定してください。

データベースが作成できたら、左の「Project Libraries」欄から、作成したデータベースをクリックし、右下の「新規プロジェクトを作成」からプロジェクトを作成します。

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メディアページに素材を読み込もう!


プロジェクトが作成できると、このような画面になっていると思います。
こちらは「カットページ」と呼ばれる画面で、DaVinci Resolveでは、さまざまなページを使って編集を進めて行きます。
「カットページ」では主に素材のカット編集を行っていきますが、まだプロジェクト内に素材が一つもない状態ですので、「メディアページ」から解説いたします。


画面下部に7つあるボタンの1番左が「メディアページ」になります。

「メディアページ」では、素材の読み込み・管理・整理を行えます。

編集を行うには、素材を読み込まないことには始まりませんが、素材の読み込み方には次の3つがあります。
①左上の「メディアストレージブラウザ」から素材の場所を選択し、ドラッグ&ドロップでメディアプール内に素材をインポートする方法。
②「ファイル」>「ファイルの読み込み」>「メディアの読み込み」からダイアログボックスを開いてメディアをインポートする方法。
③Finderから直接メディアプールに任意のデータをドラッグアンドドロップする方法


メディアプールに読み込んだ素材は、マスター内に格納されて管理されています。
マスター内で更に用途によって細かくフォルダ分けしたい場合は、右クリック>新規ビン、で新しいビン(フォルダ)を作成することが可能です。

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タイムラインに素材を並べてみよう!

メディアプールに素材を読み込んだら、いよいよ編集に入ります。
画面下部の左から3番目、エディットページを開きます。

左上のメディアプール内から、右下のタイムラインに素材をドラッグ&ドロップすることで、タイムライン内に素材を配置する事が可能です。

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さて、ここまでDaVinci Resolveのプロジェクト設定と素材の読み込み方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
皆様がお手軽に社内用動画の制作を行えるように、情報発信してまいりますので、次回の配信もお楽しみに!

ダイヤモンド秀巧社では印刷物のご相談に限らず、HP制作から動画制作まで幅広いお悩みの解決に対応しております。
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【バックナンバー】
「動画編集を社内で!プロが教える無料の動画編集」①

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